ほぼ日刊イトイ新聞の本 糸井重里
P61「仕事にあぶれたクリエイターばかりでなく、意に染まらぬ仕事を次々とさせられている実感をもつクリエイターも、相当に疲れている(略)「走れば走るほど暗くなって、この先はどうなるんだ?」という状況だ。」
P151「インターネットは、本来は開放的な自由な空間のはずなのに、実際にはすごく狭い閉ざされたムラ社会のような掲示板が少なくない。いわば便所の落書きのようなホームページにしないためには、主宰者のイニシアティブが不可欠なのだ。」
P176「一、誰が言っても同じなことをできるだけ避ける。
二、わからないことはわからないまま書く。
三、あまりにもつまらんと思ったら、もう一つ書く。
P295「じつは、このおまけこそが『ほぼ日』の今後にとって重要だと思っている。『ほぼ日』という場を介した読者同士のご近所付き合いの広まりは、これまでの不信と契約をベースにした社会とは違った、新しい信頼関係を軸にした社会の可能性を感じさせてくれる。」
初版2001年刊行、そして2004年に8章の加筆。
0コメント