BLUTUS 今日の糸井重里
しかし、たしかに、ほんとうに、糸井重里さんは計り知れない人なのだと思う。世界には計り知れない人がたくさんいる。そこに少しくらいは近づきたいと思うものだ!
一番心にささったのが、イチローとのインタビューの内容終わりがけ。「子供の目を持った人の瞬しない感じが怖い。」という話。WBCの決勝、ツーアウト1塁、3塁でセンター前ヒットをイチローが打ったとき、それを任せた王監督がすごいと、彼は「子供だ」というくだりの中に共感した。
自分で言うのは忍びないというか、レベルで言えば相当薄まっているとは思うものの、少し自覚みたいなものを感じました。同時にだとしたら中途半端で、全くいい方向に伸びてないし、まだまだだな、と。ただ相手に120%注ぎたくなる瞬間が強くあるだけで、それ以上じゃないなって。精進します。
一部だけ抜粋。
糸井:「魂年齢」って言ってる。
イチロー:好奇心だったりもするんですけど、そういう人って人の話を聞きますね。糸井さんも僕なんかと年齢全然違うのに、話聞いてくれるじゃないですか。
糸井:憧れで見てるんです。大工さんが釘打ってるのでも、なんでそんなにきれいに真っ直ぐに打てるんだろって、明らかに5歳くらいの気持ちで見ている。
イチロー:だから王さんも糸井さんも怖いですよ。瞬きしない感じ、あるじゃないですか。
糸井:好奇心で。
イチロー:子供の純粋な目って得体の知れない感じがして怖い。邪念のある目で見てくる人の方が僕は得意ですよ(笑)だから糸井さんは怖い(笑)
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