ZOOTOPIA DISNEY

ディズニー映画なんて見ない。と思っていたけど、ディズニーは嫌いだけど、ディズニー映画はすごいなあ。。無理あるユートピア(ほんとかわいくないよね)へ行くくらいなら、ドライブに、山に、海に行きたいと思ってしまうけど、「作品」はそのディズニーのプロフェッショナル性とか思想とすごく調和するんだろうなあ。


・・・そんなうざったいことはともかく、本当にいい映画だった。。。3Dのすごさや、つくりかたについて散々教えてもらったから余計かもしれないけど、上京シーンだけでも、美しくて涙が出そうだった。。始まって10分経たないくらいの、もうそこで!!すごいなあ。。

そしてこれを見たのが、EU離脱の夜。この映画は今の現代社会の風刺がかなり込められている作品だと受け止められるけれど、ZOOTOPIAではない「人間の社会」は、これからどうあるべきなんだろうか。その社会,共同体が多様になり、多様性を受け入れるほど、その境界線は曖昧になるから、それを定義しにくくなって人々は不安になる。あれ、守られているのだろうかと。そして現実的に、受け入れつつある「外部」であるはずの移民は、国益を短期的に考えれば、社会保障や福祉などコストになる、あらゆるところにお金がかかる。人間の社会は、「〜TOPIA」ではないのだ。繋がっていて、世界はどんどん繋がっていって、曖昧になっていく現実を、どうしたらいいんだろう。

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