数学を志す人に 岡潔

数学はさっぱり分からないし、でもSTNDARD BOOKSのシリーズがすきだから出会えた。

天と地、の話しがとてもすき。「ある」には二種類ある、『さやかに冴えた「ある」と否定を打ち消している「ある」でさ。一つは光のある「ある」、もう一つは陰の「ある」です。影は存在しませんが、しかし、存在するともいえる、その「ある」です。』そして、『さやかにあるという「ある」を「ある」と思っていると軽く澄んで天となり、疑いを強く打ち消すかたちの「ある」を「ある」と思っていくと重く濁って地となります。このけじめがすこしでもわかるような気がしてくれば、それがあなたの心の夜明けなのです。」

・・・分かるような、分からないような。部分的には共感する。とかく天と地という言葉のセンスに、越えられない気持ちがしてくるよ!!

以下も気に入ったフレーズ
「どうも人は壁の中に住んでいるのではなくって、すき間に住んでいるのです。むしろ、すき間こそ成長するのです。」(:42)
など!

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