『君の名は。』新海誠

ぼろぼろ泣いた。。
今年みた映画のなかでも、何度も見たくなる映画だと思った。エンドロールでただ文字が流れていただけなのに、なぜか音楽につられてまた泣いてしまった。それくらい暖かかった。


ただ世界を救うことを成功させた物語じゃなくて、その意味を、その先を描いたことに美しさがあるなぁ。反対に単なる二人が出会った物語じゃない。世界を救うこと、二人が出会うこと、それも含めてその営み自体が美しいというか。


風景に込められた感じやその作風はアニメという感じなんだけど、映画終わったあと、なんか懐かしい気持ちさえ湧いてきた。例えばミヒャエルエンデの『モモ』を一人で読んだときの、自分だけが共有している冒険のような、そこに行けば物語がいつでも待っているような感じ。

うん、一言で言うなら、懐かしい、それを大切に思えるような、何かを思い出す映画。


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